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お墓の建替え工事

目次

震災で倒壊したお墓の解体

東日本大震災などこの数年で大きな地震で倒壊してしまいこの度全ての石材を解体して新しく建立します。
小高い場所にある墓地なので他の墓石もかなりの被害が出ました。
以前に工事された石材店が廃業されてしまい知り合いを通して弊社に工事の依頼がありました。
全て解体して更地にしました。

基礎工事の掘削作業です

頑丈な基礎を作る為に現況の地盤より1m下げて掘削しました。

砕石搬入・ランマでの転圧作業

掘削が終わり砕石を搬入しました。
弊社の基礎工事では、0~40の砕石を20㎝敷き詰めランマにて十分に転圧します。
福島県内でも標高が高い飯舘村ですので冬場になるとかなり気温が下がりますきちんと下地盤を作らないと凍み上がのでその地域に合った施工をします。

生コン打設

この日は天気が良く生コン打設には良い日でした。
転圧後に型枠を組み13㎜の鉄筋を20㎝間隔で組生コンを入れました。
他社の施工ではコンクリートの厚みを30㎝にする業者も居りますが、弊社の基礎工事のコンクリートの厚みは、20㎝~25㎝で打設します。
厚く施工すれば丈夫になると思いがちですがその分の重量が後に沈んだりすることもあります。
下地をしっかりと作れば20㎝の基礎でも大丈夫です。

石材の施工作業

地盤が下がった分後方の土が墓地に入り込まないように土留め石を入れました。本来ですと土留めの石と外柵が分離させる工法をしますが、高さがあるので隙間をあけずに外柵と土留めの石を一体にしてより頑丈に施工しました。
弊社の外柵に使用する材料の幅は5寸(15㎝)の石を使います。
他社様は、4寸(12㎝)の材料を使うのが殆どです。
頑丈なお墓造りをします。

洋型のシンプルなお墓の完成

今までの背の高い和型の墓石でしたが、お施主様の希望により地震に強い低重心の洋型のお墓が完成いたしました。
正面に彫刻された、悠久の文字ですがご家族で考えられました。文字を彫刻する直前にお花も追加で彫って欲しいのですが大丈夫でしょうかと連絡を頂き追加で桜の花模様を入れました。
このようなご依頼も自社で文字彫刻をしますので変更や追加の彫刻にも対応できます。
地震に強い洋型のお墓の完成でお施主様にも喜んで頂きました。

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